芸術の秋!(小椋由佳里)

こんにちは!
エイトビルシスターズの小椋由佳里です😊
久々の投稿です。
風が秋らしくなってきた今日この頃。
みなさま、三連休はいかがお過ごしでしょうか。

さて、秋といえば、芸術の秋。

私、絵を描くのが好きでごさいまして…

最近の作品はこちら。
タイトルは「旅立ち」。
水彩画です。

季節を少し先取りして、
いちょうの木を描いてみました。

実はこの絵、
次のエイトビルシスターズの活動と、
何か関係があるかもしれません。
ふふふ。なんでしょうね🥰

そして、今日は京都で開催された
あるイベントに参加してきました。
能楽師、有松遼一さんによる能楽講座。
能の味わい方や、謡(うたい)の魅力について、実演も交えて解説してくださいました。

国語教師で、特に古典の好きな私には、
たいへん魅力的な講座。

会場がこれまた素敵なところで…
こちらでごさいまーす!(バスガイド風に)
旧三井家下鴨別邸。

かの有名な財閥、三井家の別邸です。

三井と聞いてすぐさまミッチーを
思い浮かべたあなた、
私もSLAM DUNK好きですよ🏀
ただし、私はリョーちん派。

有松さんと。

すばらしいお声、お話で、
能の魅力を初心者にもわかりやすく
教えてくださいました。


無駄なものをそぎ落とした表現。

同じ型でも、同じ舞台は二度とない。

難解な古典芸能。
よくわからないという人に、
あらすじを説明することはできる。
しかしそれでは、作品の真髄は伝わらない。

音楽には音楽でしか、
文学には文学でしか、
舞には舞でしか、
能には能でしか伝えられない世界がある。

そしてそうした感動は、
「生で」観なければ、
脳が感じとることはできないのだそうです。

なるほどなぁ…

おもしろくて刺激的な動画が
どれだけあふれようとも、
本物の感動は生でしか伝わらない…

これは、舞台人としては
勇気をもらえる言葉でした。

感想はもっといろいろあるけど、
語りだすと長くなるんでやめときます😅

引き続き、
旧三井家別邸の魅力をご覧あれ。
重要文化財ですからね。
美しい装飾、調度品がたくさん。

由美かおるが入っていそうなお風呂(偏見)。
葛飾北斎の富嶽図(複製)も…
せり出した柳の木に座って笛を吹く童子。
落ちそうでなんだか不安になる。
バックには勇壮な富士。

その対極的な組み合わせが、
なんとも言えずもの悲しい。
一人でいったけど、
同じ講座の参加者で、
話しかけてくださった方に
撮ってもらいましたー✨

旅は道連れ、世は情け。
天に向かって屹立する椋(ムク)の木。

椋の木を見ると、妙な親近感を覚えちゃう、
そう、私は小椋(おぐら)。

椋鳥も同じく。
講座はお抹茶とお菓子付き。
お盆の象さんかわいくないですか?✨
その後、美術展へ。
美術館「えき」KYOTO「動物パラダイス」。

私が気に入ったのは
この竹内浩一氏の「幻花」という作品。
この象…泣いてませんか?
それとも、観る側の心情を反映しているの
かしら…?

象には、悲哀が似合うと思う。

他にはない立派な巨体をもつ者は、
他には理解し得ない哀しみを背負う。
…そんなこんなで芸術の秋を満喫した一日。

楽しく、充実した時間でした💕

エイトビルシスターズ

エイトビルシスターズ 結成2017年9月 大阪ミュージカルスクールSTAGE21 21期・22期卒業生 個性豊かで自由奔放、まとまりの無い4人が 約8年の時を経て 『楽しい何かをお届けしたい』 そんなまとまりある目標をかかげて集結。 私たちの聖地 (今は亡き思い出の地) エイトビルに由来して エイトビルシスターズ どうぞ お楽しみください

0コメント

  • 1000 / 1000