恋妻家宮本(The.子)
をみました。どうもざっこです。
主演は阿部寛さん。
妻役は天海祐希さん。
まずこの2人が夫婦ってのが素敵。ビジュアル的に。かっこええ。
でも、阿部寛さん演じる宮本陽平は
優柔不断という設定。
物語の導入は、天海さん演じる妻美代子と訪れたファミレスで注文を迷いまくってる陽平のモノローグから始まります。
「子供の頃からファミレスが苦手だ。選択肢が多すぎてどれが正解かわからない。」
メニューをぺらぺらめくって決断できず焦る陽平のアップから回想シーンスタート。
子ども時代、青年時代の彼の優柔不断さを証明するエピソードが展開されていきます。
もちろん舞台は全てファミレス。
というのも、この映画の原作は重松清さんの「ファミレス」という小説らしいです。
なんか聞いたことある名前……とおもったら
「とんび」の作者さんなのね。
青年時代の陽平を演じるのは工藤阿須加さん。実は最近ざっこは工藤くんが好き。笑笑
とそれはいいとして
陽平と美代子は大学の合コンで出会います。
その時も、陽平は自身で美代子を選んだのではなく、友人達が選ばなかった美代子をあてがわれちゃった感じ。
交際は順調だったけど、なんと学生中にできちゃったもんだから、陽平は小説家という夢を諦め、しかもぶっちゃけ愛よりも責任感から結婚という選択肢を選びます。
そんなこんなで、親子3人の生活がスタート。1人息子はすくすくと成長し、トントン拍子に結婚し、家を出ていきます。
50歳にして、夫婦水入らずの生活となるわけですが、元々2人の生活時間がないに等しいもんだから、少々ぎこちなくなってしまう陽平。
2人生活がスタートした夜、お酒がすすみ酔い潰れた美代子をソファで眠らせ、
陽平は書斎の本を読もうとしますが、
その本の中から、離婚届が滑り落ちます。
しかも美代子はすでに書名済み。フリーズする陽平。
脳内では美代子を叩き起こし問い詰めるシーンが再生されますが、実際は寝ている美代子に毛布をかけて、…今日はいいか。と電気を消してしまう。その日から陽平のモヤモヤする生活が始まるのでした。
因みに陽平の職業は教師。
クラス内のお調子者、井上克也、通称ドンの抱える家庭問題に対し、なかなか踏み込めないでいます。そこを超大人びた女生徒、菊池原明美、通称メイミーから容赦なく指摘されてしまいます。
先生ってのんびりしてるよね。とか、
こどものころ夏休みの宿題後回しにしてたでしょ。とか、
好きな子に電話するのに2時間くらい悩んだり。とか
バーベキューで本名の子に声かけれないでずっと肉焼いなかった。とか、
問題を先送りにしてるし。とか、
あげくに、
教師にむいてない。とか………
陽平は今までの、そしてこれからの自分に対し自信を失っていく。てか、そもそもないんやけども。
………てか、私も優柔不断だからさぁ。。。。
メイミーのいうことめちゃ刺さるわ!血吐くわ!!!笑笑
多分陽平以上にひどい。
うーわーーってめっちゃ思った。
ただね、陽平は、
救われます。
後半に、
陽平の優柔不断に隠れている、大事なものが、伝わってちゃんと届くのです。ドンの家族に。メイミーに。
美代子は元々ちゃんと知ってるしね。
ちょっとすれ違いかけただけで。
お互いの存在を語り合うところ、阿部さんと天海さんの芝居良かったー。
笑えたしね。
なんか、抱きしめあってーとか、キスしてー愛情を再確認ー。みたいな演出やったら、わたし引いちゃってたと思うけど、そーはいかなかったから、良かったです。
最後のエンドロールも良かった。
登場人物一挙ファミレス集合して、カメラ目線で歌うやつ。
しかも、それぞれのキャラにあった歌詞が割り当てられてて、おぉ〜〜って感動しました。むしろこのために今までのエピソード作られたのか?みたいな。
曲は吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」
さまざまな生きてみました。集。
シンプルな表現。
考えすぎてる日にオススメの一曲。
iTunes入れといた方がいいかもしらん。笑笑
突然終わったと思いました?
眠気で、スマホのスペースボタン押しっぱなしして改行スペースボッコーなっただけです。笑笑
毎度毎度ですが、後半力尽きるか眠くなるかで、雑になるっていうね。
あと、最後にいうとしたら、
50年何が正しいか散々迷ってきて、結局このざまか。
っていう台詞。
私も言うてそーー。笑笑
でも映画同様、それを回収できるように優しい種まいとかんとなぁーーー。
映画とは、まっっったく関係ないけど、ココア買ったらコーヒーでてきたよ。
さらば!!!!!
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