この世界の片隅に(The.子)
を今更ながら見ました。ざっこです。
2016年公開の映画ですか。
もう4年前。
小椋先生が映画館に観に行って、良かったよーって言ってたのがこないだのようなのに。
あ、でもすご、ロングランで2019年までやっとったらしいですよ。
戦時中、広島の江波から呉に嫁いだ18の女の子の話ですね。
主人公のすずさんを演じているのはのんさん。
すずさん、可愛かったー
素直で明るくて、でもちょっと抜けてて、みんなに愛される感じが、のんさんのイメージとぴったりでした。
柔らかいタッチのアニメーションなんですが、ところどころで脳裏に焼き付けられるようなシーンがでてきます。
すずさんが水原のために海を描くシーンとか。これは美しくて感動🥺なんですが、
姪の晴美ちゃんが時限爆弾で死んじゃうシーンは、真っ暗な画面に子どもが描いた屈託のない絵が花火のように弾けては現れ、現れては弾け……
このシーンはなかなかインパクトあります。場面が場面なだけに。
すずさんが壊れてしまいそうなところも、印象的ですね。
あとは駅に向かうシーンで、女学生の生徒が歌いながら更新してる様子が描かれているのですが、
それを見て、
この子たちはチンチン電車の車掌をしてる子たちか?!と思ったんです。
というのも、わたしミュージカルスクール時代に、「チンチン電車と女学生」というミュージカル作品にでたんですね。
「女の子だけど、勉強したい。
こんな時代だけど、勉強したい。」
そんな14〜17歳の女の子達が広島電鉄家政女学校で学びながら、
戦争で兵隊にとられた男性の代わりにチンチン電車の車掌のお仕事を頑張るお話なんですけど。
その中で行進しながら歌う場面があったんですよ。
勝利の日まで。
心一つに共に励まん。
お国のために〜〜♪って。
だから、その映画のワンシーンみて、その子たちの設定かな?って思ったんです。
で、調べてみたら
「当時、大空襲に遭った女学生たちが海岸線近くの壕に避難したが、爆撃で壕が壊れ海水が浸入し、全員が溺死したという出来事があった。当時、中学生で、彼女たちを人工呼吸した男性から、映画化に際して彼女たちのエピソードを盛り込むように要望された片渕監督は、時間的な制約がある中で行進する姿を描き、悲劇を示唆させている」(wiki)
てことだったらしい。
違う子達やった。
悲しいエピソードをまた知ってしまった。
こんな悲しい話が山ほどあるんでしょうね。
この世界の片隅にでは、呉の空襲シーンはあるものの、原爆の直接的な被害シーンはなくて、広島から爆風で飛んできたものとか、逃げてきた人とか、すずさんたちの立場からみた原爆の被害を描いてます。
あ…でも最後の最後らへんに、原爆の生々しい描写があったな。。。
あれは要注意ですね。結構きついかも。
久しく戦争ものの映画を観ていなかったので、
「この世界の片隅に」で、改めて戦争がうむもの、そして残すものの哀しさを学び直しました。
あ、でも始終かわいそうな感じではないのですよ。
なんなら、戦争の辛い日々を必死に生きてます!!というよりは、
すずさんたちの日々の生活の中に戦争というものが入ってきて、徐々に不自由にはなっていくけど、明るく生きてます!!って感じなので、ほっこりと言ったらへんですけど、や、すずさんにはほっこりしますね。ほっこりします。(なんなん)
後半ですずさんと共に辛くなることはありますが、最終、救われますので。
是非是非3年という月日ロングランしたものの見てないぜ!!という方は週末みてみてはいかがでしょう??
コロナ問題ほんといろんな立場でそれぞれの辛さがあると思いますが、頑張りましょう。。
あ、ぺろっと報告いたしますが、
5月9日に控えておりました、
小椋、ざっこ参加予定のダンスの本番も中止となりました。
その代わり、6月に振替公演が決まったものもあります。
詳細は個人出演情報にてご確認下さい。
めちゃんこブレてるけど、以前大人計画の舞台を小椋先生と観に行った時の記念写真。
早くコロナ収束して、舞台を観たり、そして、でたりしたいね。
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